2019年11月3日深夜放送の日本テレビNNNドキュメント『私の夫は無精子症』を視聴して、
若かりし頃を思い出しました
三十数年前、不妊外来に通っていました
結婚後、2年経っても妊娠しなかったので、
産婦人科を受診しました
双方の親、親戚のおばちゃん、近所のおばちゃん、
はたまた、取引先のおばちゃん
おばちゃん多いね~~
うれしいお節介ですね
皆さんがうるさいので、勇気を振り絞って
産婦人科に行きました
(結果、行って良かった (^_^) )
朝、目覚めと共に布団の中で、基礎体温を毎日測ります
排卵日が近づくと受診して
黄体ホルモンを注射します
飲み薬もあったかもしれません
そしてタイミングをみて先生が
「今日、関係してください」って言うんです!
それが若いおくら子には、と~~っても恥ずかしかった (;'∀')
このタイミング療法は、6ヶ月くらいやったと思います
でも、妊娠できなかった(>_<)
一通り検査をしまして
私に原因があるとばかり思っていましたが
実は、原因は夫でした
男性不妊でした
この番組で名前を知りました
当時その名前を聞いたかどうかは、覚えていません
「精子の数が少ないけど、妊娠できると思いますよ」
人工受精をすると言うのです
担当の医師の言葉を信じて、毎月毎月通いました
そして、先生が、「明日持って来れますか?」
(夫の精子の事です)
と、グッドタイミングの日を指定してくれます
(私は黄体ホルモンを注射してもらいます)
黄体ホルモンの副作用なのか、わからないけど四十肩?五十肩?で
つらかった!!
腕が上がらなかった
布団の上げ下ろし(特に上げ)がきつかったー(T_T)
話がそれてしまいました
わたしは、「はい、持って来ます!」
そして、当日・・・病院の受付を通すと時間が
かかるので、直接産婦人科の窓口へ行き、
大事に大事に持ってきた夫の精子を提出します
それを機械(遠心分離機?)にかけて調整します
(濃度を濃くする感じかな?)
(動きの良い精子を集める感じかな?)
そしてそれを私の子宮にに注入します
30分くらいベッドで休んでから、帰ります
三十数年前の費用は、どのくらいかかったのでしょうか?
覚えていないんです・・・
いい世の中になりましたね\(^o^)/
自治体によって要件は、変わると思います
上限があるようです
だから何年も不妊治療に通っても妊娠できな
くて金銭的な理由で、あきらめるケースも多
いんです
私の場合は、人工授精3回目で妊娠できました
夫の場合は乏精子症なので、可能性は高いです
しかし、この番組に出演した30代の夫婦は
夫の精子がほぼゼロに近いので
手術で精巣から精子を取り出し、冷凍保存し
ます
限りなくゼロに近い精子・・・
でも、何とか20個の精子を取り出すことが出
来て、夫婦は泣いて喜びました
そして、妻の卵子を取り出して受精させ、
子宮に戻します
しかし、着床出来なくて妊娠には
至りませんでした
2回目の挑戦で、ついに着床に成功!
妊娠が一歩近づいてきました
その後どうなったでしょうか
妊娠出来ていることを祈るばかりです
さて、不妊治療は精神的な負担と
経済的な負担がかかってきます
この夫婦の場合は、これまで150万円ほど
かかりましたが、助成金を申請して
8割ほど、もらえたそうです
良かった、良かった\(^_^)/
「嫁して3年、子なきは去れ」なんて言葉を
聞いたことがあります
むか~~し昔は、子供のできない原因を
女性側にのみあるとしていましたね
男尊女卑の時代です
女性は本当につらい時代だったんですね
現代でもこんなことがあります
子供が出来なくて離婚されて、別の人と結婚したら
すぐ子供ができたって人、いますよね~~
反対に・・・別の嫁さんもらったら
すぐ子供ができたって人もいますよね~~
おくら子は、両方とも知り合いにいますよ
子供が欲しい人、欲しくない人
世の中、いろいろです
子供が授からなかったとしても
その先の人生にすばらしいことが待っているかもしれない
子供が授かったとしても
成人して手が離れるまでには、大変なことがたくさんある
もっと言えば、親は自分が死ぬまで、
子供のことが心配なんだと思う
どちらにしても、置かれた環境、立場を精一杯生き抜きたいものですね
最後まで読んでくださって、ありがとうございます
では、また!