夫の出身地に仲の良い友達が3人います。
皆さん同い年ですから、60歳超えています。
二人はサラリーマン、一人は自営業の次男坊(社長はお兄さんが継いでます)
サラリーマンのお二人は、定年退職され、再雇用で働いています。
二人とも、地元では知らない人はいない大きな企業にお勤めです。偶然にも同じ業界なので一応ライバルです。地元で1位2位を争ってます。
自営業の次男坊さんは、別部門を立ち上げて任されていて、功績を上げています。
結婚と同時に、建て売り住宅を購入したので、築35年程度は経っています。
サラリーマンのひとりは、大きな駅の近くにマンションを購入しています。未婚です。
もうひとりのサラリーマンは、結婚後1~2年で一戸建てのマイホームを建てました。築32年くらいかな?
そして、ウチの夫は……
借金まみれの自営業(妻の親がやってた)を継いでしまい、給料も遅れがち、貰ってもいつまた会社に貸す事になるかわからないから、自由に使えない。(会社に貸してもなかなか返してもらえない)
マイホームは、築25~26年のチョー中古住宅を購入。20年間の住宅ローンが、あと4年くらい残っています。築40年超えました。
ローンが残っているのに、あっちこっちに不具合が出てきています。でも、お金が無いから直せません。
どこからどう見ても、負け組です。
サラリーマンで一戸建てを建てた友達。奥さんも同じ会社で働いていましたが、今年3月定年退職したそうです。
夫婦の退職金がそうとうな額もらえたそうで、今夏、大規模リフォームをしています。
不具合があってリフォームするわけではないんです。
水回りが古くなり、新しい機能的な設備が欲しくなったからなんです。
もうホントにうらやましい~~(>_<)
ウチとは大違いです。
誰が見ても、勝ち組です。
私は自業自得なので、仕方がないです。
でも、夫は何も悪いことしてない。
恩も受けていない私の親や私のために
無我夢中でがんばってくれた。
私と結婚したことが、不運の始まりです。
選ぶ道を誤ったのです。
♪運がいいとか悪いとか、人は時々口ににするけど・・・♪
さだまさしさんの『無縁坂』
夫の好きな歌のひとつです。
ほんとに運が悪い、かわいそうな夫。
悠々自適の3人の友達とは、
ドンドン差が大きくなってます。
60歳を過ぎて、ヒシヒシと感じています。
こういう現実を目の当たりにすると、夫に申し訳ないなーと、つくづく思うんです。
この4人のオッサン達は、年に最低1回は一泊旅行に行きます。
今年はコロナで、まだ行けてません。
この4人で集まる時、皆さんいい暮らしをしているので、夫は多分卑屈になると思います。
だけど仕事仲間と違って、しがらみのない付き合いが出来る幼なじみ、竹馬の友。
自分をさらけ出して、弱い所をいっぱい見せています。
言いたいことは全部吐き出します。
それを友達は、親身に聞いてくれます。
でも、決して同情はしません。
同情したら逆に失礼にあたると思っているかも…。
「お前が選んだ道だろ!」
「ぐじゃぐじゃ言ってんじゃねーよ!」
と、はっぱをかけてくれます。
「でもな、何かあれば遠慮なく言ってくれよ」
「出来ることは、何でもするからな」
と。
心強いありがたい言葉です。
夫には、常に申し訳ない気持ちと感謝の気持ちでいっぱいの私。
ですが、ですが。
やっぱり、うっぷんが溜まります。
↓ ↓ ↓ こんな感じです。
また近々、このブログで愚痴らせていただきます。
最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。
では、また!